空っぽではないよ
ようこそお越しくださいました。
昨日のブログに書こうと思っていながら、いつのまにか。。。。パソコンの前で眠りこけてました。それで、今日書きます。
私は最近。。。。職場でのお昼時間にNHKの『ゲゲゲの女房』を見ています。
ゲゲゲの鬼太郎という漫画の原作者である水木茂さんの奥様の目線から見た結婚当初からのお話にアレンジを加え現在放映中なのですが。。。。。昨日の内容がヒットしたんです。
そこに、漫画家にあこがれて長野県から上京しているはるこさんという女の子が出演しています。
その女の子は子供の頃から漫画家になることが夢で、お父さんを説得して上京してきていましたが、3年間でプロとして漫画家デビューが出来なかったら田舎に帰るという期限付きでした。
3年たって、まだ漫画家として芽が出ず焦ります。
結局、今のはるこさんに出来る精いっぱいの原稿を書いて投稿しましたが掲載をされない作品になりました。
そこで田舎に帰る前に、憧れていた水木茂さんの家を挨拶に訪ねていきます。
はるこ「子供の頃から漫画家になるのが夢でした。でも、3年たってもだめでした。好きな事をあきらめるために漫画のことはもう忘れます。でも。。。。。この3年間、私は何をしてきたのか。。。田舎を出て頑張った3年間も何も残らなかった。。。。なんとかしなきゃと頑張ってきたことも。。。。。空っぽです。。。何も残らなかった」
そこで、水木茂さんがひとこと声をかけます。
「漫画家を目指している人はみな頑張っている。頑張らない人はいない。だが、ここから漫画家になるのは一握り。書き続けられるのはまたひと握り。あとはだいたいあきらめなくてはならないか成功しない」
それを横で聞いていた奥様(TVではふみえさん)が、「あなた。。。もっとほかに言いようが。。。。」
でもそこで水木茂さんがひとこと
「好きなことをあきらめたからといって空っぽではない。漫画家魂は残る。3年間、漫画が好きでなんとかしなきゃと頑張って書いてきたことは。。。。空っぽにはならないぞ」
「でも、もう漫画家にはなれないんです。漫画家魂なんで残っても好きなことができないんですよ」
そこで、水木茂さんのお父さんのお話が出てきます。水木茂さんのお父さんは、昔小説家志望で、映画館をやってみたり、年をとってからも小説などを書いたりして持ち込みをしてみたり。。。そのいずれも成功していないのだけれども。。。。
「考えてみれば、そんな親父だったから、今、漫画を書いているのかもしれんな。子供の頃に小説家志望だった親父がいろいろな話を聞かせてくれていた。そのことが今の漫画につながっているような氣がするから、あなたのその漫画家魂もいつかどこかにつながるんじゃないのかな。。。」
「そして親父はいつもなんとかなると言って好きなことを続けとった。漫画を好きでいることをやめる必要もないのではないかな。。。。実際、先日も、小説家としてデビューできるかもしれんと何を考えたかそう言って上京したりしたからな。。」
それを聞いたはるこさんの顔が少しほころびます。
「なんとかなるか。。。いい言葉ですね。。。なんだか勇気がわいてきました。そう。。好きでいてもいいんですよね。なんとかしなきゃではない。。。。なんとかなる。。。」
この会話がほんの5分ほどの放映の中で交わされたのですが、好きで書き続けられる一握りになるための努力をすることの尊さ、そして、たとえなれなくても、その努力を続けたからこそ繋げられるものになるという尊さをじんわりと教えてくれたひとコマでした。
空っぽではないんだな。。。。。何にもならなかったのではないんだな。。。。
なんとかなる。。。。どうにもならないことはないという確信が前提にある、力強い、自分を信じている言葉。
私まで『よし』というエネルギーに満ちた深ぁ~いメッセージでした。
昨日のブログに書こうと思っていながら、いつのまにか。。。。パソコンの前で眠りこけてました。それで、今日書きます。
私は最近。。。。職場でのお昼時間にNHKの『ゲゲゲの女房』を見ています。
ゲゲゲの鬼太郎という漫画の原作者である水木茂さんの奥様の目線から見た結婚当初からのお話にアレンジを加え現在放映中なのですが。。。。。昨日の内容がヒットしたんです。
そこに、漫画家にあこがれて長野県から上京しているはるこさんという女の子が出演しています。
その女の子は子供の頃から漫画家になることが夢で、お父さんを説得して上京してきていましたが、3年間でプロとして漫画家デビューが出来なかったら田舎に帰るという期限付きでした。
3年たって、まだ漫画家として芽が出ず焦ります。
結局、今のはるこさんに出来る精いっぱいの原稿を書いて投稿しましたが掲載をされない作品になりました。
そこで田舎に帰る前に、憧れていた水木茂さんの家を挨拶に訪ねていきます。
はるこ「子供の頃から漫画家になるのが夢でした。でも、3年たってもだめでした。好きな事をあきらめるために漫画のことはもう忘れます。でも。。。。。この3年間、私は何をしてきたのか。。。田舎を出て頑張った3年間も何も残らなかった。。。。なんとかしなきゃと頑張ってきたことも。。。。。空っぽです。。。何も残らなかった」
そこで、水木茂さんがひとこと声をかけます。
「漫画家を目指している人はみな頑張っている。頑張らない人はいない。だが、ここから漫画家になるのは一握り。書き続けられるのはまたひと握り。あとはだいたいあきらめなくてはならないか成功しない」
それを横で聞いていた奥様(TVではふみえさん)が、「あなた。。。もっとほかに言いようが。。。。」
でもそこで水木茂さんがひとこと
「好きなことをあきらめたからといって空っぽではない。漫画家魂は残る。3年間、漫画が好きでなんとかしなきゃと頑張って書いてきたことは。。。。空っぽにはならないぞ」
「でも、もう漫画家にはなれないんです。漫画家魂なんで残っても好きなことができないんですよ」
そこで、水木茂さんのお父さんのお話が出てきます。水木茂さんのお父さんは、昔小説家志望で、映画館をやってみたり、年をとってからも小説などを書いたりして持ち込みをしてみたり。。。そのいずれも成功していないのだけれども。。。。
「考えてみれば、そんな親父だったから、今、漫画を書いているのかもしれんな。子供の頃に小説家志望だった親父がいろいろな話を聞かせてくれていた。そのことが今の漫画につながっているような氣がするから、あなたのその漫画家魂もいつかどこかにつながるんじゃないのかな。。。」
「そして親父はいつもなんとかなると言って好きなことを続けとった。漫画を好きでいることをやめる必要もないのではないかな。。。。実際、先日も、小説家としてデビューできるかもしれんと何を考えたかそう言って上京したりしたからな。。」
それを聞いたはるこさんの顔が少しほころびます。
「なんとかなるか。。。いい言葉ですね。。。なんだか勇気がわいてきました。そう。。好きでいてもいいんですよね。なんとかしなきゃではない。。。。なんとかなる。。。」
この会話がほんの5分ほどの放映の中で交わされたのですが、好きで書き続けられる一握りになるための努力をすることの尊さ、そして、たとえなれなくても、その努力を続けたからこそ繋げられるものになるという尊さをじんわりと教えてくれたひとコマでした。
空っぽではないんだな。。。。。何にもならなかったのではないんだな。。。。
なんとかなる。。。。どうにもならないことはないという確信が前提にある、力強い、自分を信じている言葉。
私まで『よし』というエネルギーに満ちた深ぁ~いメッセージでした。
2010-07-09 23:30
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